おはようございます。
トモです。
このところテレビの情報番組や新聞の健康欄などでよく目にする「腸内フローラ」。
なにかと話題で聞いたことある方も多いと思いますが、その正体をご存知ですか?
「腸内フローラ」が乱れることによって、癌、糖尿病、アレルギー、うつ病、そして老化にまで関係しているという研究結果が明らかになってきて、今にわかに注目を集めているんですね。
私も最近、知り合いの若い子に「老けたね」と言われ、ショックを隠し切れず、うまく笑えない毎日を過ごしていました。
老化の原因は色々あるとは思うんですが、「腸内フローラ」が老化に関係していると知って「これだ!」と思っちゃいました。
単純ですかね?
今回は、誰もが知りたいと僕が思い込んでいる「腸内フローラ」のことから、その改善方法をまとめましたので参考にしてみてください。
ではさっそくいってみたいと思います。
「腸内フローラ」ってなに?
私たちの腸内には、500種類以上の細菌が600兆個以上生息していると言われ、その重さはなんと約1.5kg。
細菌だけでこんなに重いなんて正直びっくりですが・・・
この腸内の細菌を顕微鏡で覗くと、「お花畑([英] flora)」のように見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれるようになったみたいですね。
「腸内フローラ」をのぞいてみると、腸内細菌は3つに分けられていて、私たちに様々な影響を与えているようです。
1 善玉菌
悪玉菌の侵入や増殖をふせぐ、私たちの体に有用な働きをしてくれる菌
2 悪玉菌
腸内に有毒ガスを発生させるなど、私たちにの体にとって有害な菌
3 日和見菌
善玉菌と悪玉菌、その時の優勢な方に味方をする菌
この菌たちは、私たちの腸内で常に争いをしていて、健康な人の「腸内フローラ」は善玉菌が常に優勢な状態で保たれています。
「腸内フローラ」の理想の状態は・・・
善玉菌2:悪玉菌1:日和見菌7
ですが、腸はあなたと一緒でとてもデリケートなんです。
食生活や年齢、ストレスによってこのバランスが大きく変わってしまうんですね。
悪玉菌が優勢な状態になると・・・
・免疫力が低下し、アトピーやぜん息、花粉症などのアレルギーの原因に。
・セロトニンという「幸せホルモン」を脳に送ることができず、うつ病をはじめとする心の病に。
・肥満や糖尿病、認知症。
など
こういった症状のキッカケになってしまいます。
だから常に善玉菌を優勢な状態に保ち、日和見菌を味方につけておくことが大切なんですね。
「腸内フローラ」を整えるには
では、この「腸内フローラ」を整えるにはどうしたら良いのでしょうか。ここが一番重要ですね!
「腸内フローラ」は運動不足やストレスなどによってもバランスが崩れますが、もっとも大切なのは食生活だと言われています。
常に善玉菌を増やすような食事を心がけて食生活を送れば「腸内フローラ」を改善することができそうです。
そのカギを握るのがこの3つ!
1食物繊維
食物繊維は善玉菌のエサとなり腸内の善玉菌を増やす。
積極的に摂りたい食材:こんにゃく、オクラ、アボカド
2発酵食品
発酵食品は腸内にもともと住んでいる善玉菌を元気に。
積極的に摂りたい食材:ヨーグルト、納豆、漬物
3オリゴ糖
善玉菌の代表であるビフィズス菌のエサとなり、善玉菌を増やす。
積極的に摂りたい食材:リンゴ、はちみつ、大豆
代表的な食材と効果についてまとめてみました。
特にヨーグルトに入っているビフィズス菌は、善玉菌の代表選手のようなものなので積極的に食べることがおすすめです。
腸内フローラのバランスが崩れると様々な症状を引き起こしますが、逆にバランスを整えることができれば、病気の予防や体調の改善に繋がりそうです。
私は最近、「笑顔を取り戻すべく」食生活を見直すことにしました。
食物繊維はわりと食べていたのですが発酵食品とオリゴ糖が不足していると感じました。
そこで毎日ヨーグルトにオリゴ糖をいれて食べるように心掛けている最中です。
ただ毎日食べるのはなかなか大変なので、「健康食品」で補ったりもしています。
あなたは、食物繊維、発酵食品、オリゴ糖をバランスよく摂っていますか?
いつまでも若々しく元気で過ごすために「腸内フローラ」の改善に取り組んでみませんか?