トモです。
前回、腸内フローラを整える「プロバイオティクス」についてお話しました。
生きた微生物は私たちの身体を守り、美容にも期待が持てるという内容でしたね。
さらに、おならの匂いについても少し触れました。
話の流れで私は「おならがたくさん出る」と”さらっ”とつぶやいてしまいました。
臭いがしないことをいいことに・・・
でもそれがキッカケで私のお尻に火が付いたんです。
今まで気にも留めていなかったおならの数。
「何事にも原因があるはずだ!」と気になり、徹夜で「おなら」について調べてみました。
調べてみると興味深い事実が3つ隠されていましたので、あなたにもお伝えしたいと思います。
①おならの正体
生きていくうえで、一生付き合っていかなければいけない「おなら」。
その正体は腸に入った空気と消化活動で生まれたガスです。
「腸内ガス」とも呼ばれていますが、その約8割は私たちが口から飲み込んでいる空気。残りは腸から生まれるガスだったんです。
このガスは腸にたまった便をせっせと押し出してくれる大事な役割をしてくれているんです。
だから私たちとって「おなら」はとても大事な生理現象だったんですね。
②おならが臭い人、臭くない人!
実は腸内ガスの99%は無臭で、残りの1%が臭いガスを放つと言われています。
基本的に健康な人の「おなら」はそれほど臭くないようです。
「おなら」が臭い人は、このバランスが崩れ臭いガスの割合が多くなってしまっているんですね。
その原因は腸内に潜む悪玉菌の仕業。
悪玉菌はタンパク質や脂質をエサにして増え、臭いガスを出して喜んでいます。
便秘も悪玉菌を増やし、腐敗臭を放ちます。
偏った食事や便秘などの影響で悪玉菌が増えると同時に臭いガスの割合も多くなってしまうんです。
「おなら」が臭いと感じているそこのあなた!
食生活の見直し、腸内フローラを整えることで臭い「おなら」とおさらばできるかもしれませんよ。
③1日のおならの回数
先ほど「おなら」は大事な生理現象と言いましたが、病気でもないのに1日500回も1000回も出るとなるとさすがに自分のことを疑いたくなりますよね。
では何回ぐらいが妥当なのでしょうか。
その数は諸説ありますが1日平均10回~20回だそうです。
あなたは多いと感じましたか?少ないと感じましたか?
豆類やイモ類、食物繊維を食べすぎたり、緊張やストレスによって無意識に空気を飲み込む回数が増えることで、必然的に「おなら」の回数も増えるようです。
こういった場合は特に問題ないですが、便秘や慢性胃炎の方などは腸にガスが溜まりやすく、「おなら」がたくさん出ます。
極端に多い方は注意が必要です。
ちなみに「おなら」がお尻から出る割合は15%。残り85%は吐く息や皮膚から出ているんです。
我慢すると体臭や口臭がきつくなることもあるようです。
いつも上品なあなたに「おならを我慢せずに、どんどん出しましょう」とは言えません。
しかし大事な生理現象なので、なるべく我慢しないようにする意識を持つことが大切です。
あなたが自分の「おなら」の臭いや回数と真摯に向き合うことで、体調の変化をキャッチし病気の予防に繋げることができるかもしれません。
徹夜で調べた分、少し長くなってしまいましたが、私の「おなら」の回数は特に問題ないことがわかり安心しました。
私に調べるキッカケをくれたあなたに感謝しながら、今日はこの辺でお開きにしたいと思います・・・
お読みくださりありがとうございました。