2017年2月28日火曜日

やりすぎ注意!!

おはようございます。

トモです。

まだまだ寒い日が続きますね。

インフルエンザにかかったりしていないですか?

私は去年かかってしまい大変な目にあいました。

誰しも一度は風邪をひいた時、寒気を感じたことがあると思いますがインフルエンザの時の寒気はすごかったです。

毛布に包まっているのに歯がガタガタと震えるんです。


今年の流行時期も3月までと言われているのでかかっていないあなたも、まだまだ油断できません。

何かインフルエンザ対策してますか?

「手洗い、うがいをしましょう」

これってよく聞きますよね。


ただここにもちょっとした落とし穴が・・・


前回のアレルギーの話を踏まえながら今回、予防についてお話ししていきます。

1分で読めると思いますので、サラッとどうぞ!



|予防しすぎると・・・

インフルエンザや風邪が流行すると、こまめに手洗い、うがいをする方が増えますよね。

しかし、殺菌作用が強いものをこまめに使うと逆効果になります。

例えば、薬用せっけん。

薬用せっけんは殺菌作用が強く、予防には最適だと思いがちですが、何度も洗うと皮膚常在菌という皮膚を守ってくれる大切な細菌までやっつけてしまいます。

そうなるとかえってウイルスなどが付きやすくなってしまいます。

また皮膚膜が剥がれ、そこからウイルスが侵入してしまいます。


アレルギーについても同じです。

アトピー性皮膚炎や乾燥性皮膚炎もアレルゲンが侵入して引き起るのです。


うがいも同様で殺菌作用の強いうがい薬を使うと、のどを守る菌がやられてしまい、逆にインフルエンザや風邪にかかりやすくなります。


|これで十分!


手洗いについては、よっぽど汚くない限り殺菌作用の強いものは必要ありません。ウイルスなども水道水で10秒ほど洗えば落ちると言われています。

うがいについても、のどが痛い時だけうがい薬を使って、普段は塩水やお茶で十分のようです。

予防もほどほどがいんですね。


最後に皮膚について興味深いお話を一つ。

あなたはお風呂入りますか・・・


当然入りますよね。

失礼しました。


お風呂に入って、殺菌作用の強い石鹸で体を洗うだけで皮膚常在菌の90%が取れてしまうそうです。

10%残っていれば、12時間で戻ります。

ですがそれは若い人まで。

年を重ねると皮膚常在菌の発育が悪くなり、回復に20時間以上かかる場合も。

毎日石鹸を使うと回復できないですね。


もし肌のカサツキ、肌トラブルが気になるなら、殺菌作用の強い石鹸を使わない日をつくると良いかもしれませんね。

「予防しよう、綺麗にしよう」としすぎると体って弱くなるんです。


少々、泥がついているぐらいが丁度いいかもしれません・・・


ではまた。